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デジタル遺品の適切な対策を授業で取り上げたい

インターネットの普及によって、多くの人がその良い点を享受するようになってきています。
ただし、いい影響だけではなく悪い影響も受けてしまうことになるので、使い方には十分注意していかなくてはなりません。
若い時からインターネットを使用する以上、情報の扱い方などについて若いうちからきちんと意識していくことが重要でしょう。
インターネット上に出す情報、あるいは自分でパソコンなどに保管しているものの取り扱い方などについて学んでおく必要があるといえるでしょう。

SNS世代は特にデジタル遺品が多そう

どのような年代の方でもデジタルツールやインターネットの利用は避けて通れないものではありますが、特にSNS世代はその利用の度合いが大きくなっていきます。
今はまだ若いですが、今後長く生きていく中で様々な情報が自分の周囲に蓄積されていくことになりますから、その影響もより大きなものになっていくはずです。
デジタル遺品も利用の多さに伴って多くなっていくことでしょう。
生きていく中で写真や情報として自分の情報を残していくという事も多くなっていますが、亡くなった後にそれらをどうするかという事も重要なポイントとなっていきます。
今のうちから確実に蓄積されているものをどのように整理利用していくか、不要なものをどう処分して安全に利用するか、亡くなった時の処理の仕方はどうするかということなどについて考える必要があります。
デジタル遺品が多そうなSNS世代は今のうちからこうした点について学んでいく機会が必要になるといえるでしょう。

インターネットの使い方に注意

デジタル遺品の取り扱いについてはもちろんですが、インターネットの使い方にも注意が必要となります。
他の人に対して公開した情報は自分でコントロールすることが難しくなっていき、意図しない形で拡散していくという事もあるからです。
若い方はどうしても便利さや新しいことに興味を持ちやすくなります。
それは非常に良いことでもあるのですが、同時に危険にも接しやすくなるということが言えます。
今現在だけではなく、将来にわたってどのような影響があるかという事も考えていかなくてはならないのです。
この点が若い方にとって難しいポイントと言えます。大人の側から情報提供していかなくてはなりません。
便利な使い方を知るという事だけではなく、適切に使用して悪影響をできるだけ少なくできるようにしていかなくてはなりません。
そのためには、若いうちから学校の授業などで使い方や対策についてどのようにしていけばよいのかという事を学ぶ機会を設けることが必要なのではないでしょうか。